城山かぐらまつり
「城山神楽まつり」は、神楽の伝承者に発表の機会を与え、後継者の育成、地域文化の向上、地域おこしを目的に、平成9年度から始まったもので、市内外から受け継がれてきた神楽が、11月に延岡城址二の丸広場で披露されています。
日豊圏域の市町村が、神楽を通して伝統文化の保存、伝承活動の振興、まちづくりの活性化につなげようと、平成9年から実施しているもので、同圏域の年中行事の一つとして親しまれています。
まつりでは、見物客が笛、太鼓、鉦(かね)に合せて舞う奉仕者(ほしゃ)たちの一挙手一投足に熱い視線を注ぎ、演目が終わるたびに拍手を送り、特に子供たちの舞いには、ひときわ大きな拍手を送る光景が見られます。
演目の途中、モチまきが行われるほか、会場の周囲には飲食露店が並びにぎわいます。
桜咲く三川内神楽まつり
延岡市北浦町の三川内地区には、江戸中期より現在まで受け継がれている神楽があります。
この三川内(みかわうち)地区は山間部にあり、非常に小さなところではありますが、5つの地区に分かれており、11月には五穀豊穣を祈願してそれぞれの地区で夜神楽が奉納されています。しかし、高齢化と過疎化により継承者の減少が危惧されています。この神楽まつりは、その神楽を通じて地域の活性化をはかりたいと願う若者が集まり立ち上がり、平成26年3月に初めて開催されました。
江戸時代より伝わる貴重な文化遺産である三川内神楽を堪能し、一緒に花見や北浦名物の美味いものも楽しめます。
祝子川春の神楽祭り
この神楽まつりは、延岡市を流れる祝子川(ほおりがわ)流域の2つの保存会(大野、尾崎)が毎年産月中旬に合同で行っているものです。