代表者 白石 了三
会 員 11人
伝承地 延岡市尾崎町
伝承の由来・変遷
九州山地の大崩山系に源を発し、東流する祝子川の下流域に広がる尾崎地区は、江戸時代から稲穂のなびく豊かな農村地帯で、人情味あふれる地域でした。田植え、稲刈りなどの節目節目の農作業が終わると、村人が総出でこの土地に伝わる神楽が舞い継がれてきました。
尾崎神楽の源流は古く奈良時代。この地を訪れた修験者が伝えたものと言われています。戦時中、そしき戦後の混乱期に一度絶えていた尾崎神楽を昭和60年(1985)、町民が力を合わせて復活させることができました。
演目
1、鎮守の舞 2、平手の舞 3、幣の手舞 4、三番荒神の舞 5、矢の舞
6、弓の舞 7、志那賀津彦の命舞 8、酒解の神舞 9、天の太玉の命舞
10、天の宇豆賣の命舞 11、天の手力男の命舞 12、天の戸隠の神舞
13、沖恵神楽
小山神社大祭は式三番神楽で、鎮守の舞、幣の手舞、三番荒神の舞が主。そのほかは、1~13の舞を舞います。四隅竹、注連縄、シデ、榊、その他をセットし、いずれも平舞、面舞を交互に舞います。
祭りの日程
【小山神社秋の大祭】
期 日 : 12月9日(火曜日)午前中
会 場 : 小山神社
【やんぶしさん祭】
期 日 : 通年
会 場 : 今山八幡宮及び管轄する神社
【祝子川春の神楽祭り】
期 日 : 3月中旬(19時~23時)
会 場 : 尾崎集会所