代表者 甲斐 龍
会 員 17人
伝承地 延岡市北浦町三川内歌糸
伝承の由来・変遷
三川内地区の神楽は、歌糸、大井、下塚、市尾内、梅木と各地区で伝承されていますが、ほぼ同じ演目で舞われます。
由来については不明の点が多く、武蔵国児玉郡美里村大字猪股に興った武蔵猪股党に伝わる神楽の流れをくむものと思われます。遅くとも江戸時代には神楽が舞われていたと見られ、近隣に同じ系統の神楽がないこと、梅木の鴟尾(とびお)神社の神面がかなり古いことから、武蔵国秩父系神楽とされています。
神庭を清める神楽に始まり、天孫降臨、岩戸開きへと続く16番で構成されます。神社の拝殿で舞われ、拝殿の前庭には神を勧請した御棚をしつらえ、また面舞以外は2人舞いで、2畳の広さの舞座で舞われるなどの特色があります。
演目
1、壱神楽 2、地割 3、祢宜 4、繰降し 5、大神宮
6、花舞 7、花荒神 8、山守 9、山の神 10、山注連
11、祝詞 12、壱番戸取り 13、柴引き 14、正行
15、弐番戸取り 16、おきえ
祭りの日程
【尾高智神社大祭】
期 日 : 1月の第3日曜日
会 場 : 尾高智神社
【菅原神社大祭】
期 日 : 11月2、3日
会 場 : 菅原神社